Jim Carroll(映画「バスケットボール・ダイアリーズ」の原作者)の友人の死を歌った曲"People Who Died,"をよく聞くと言うChrisは、新譜の中で、亡くなった友人のことに歌詞で触れているが、リスナーがそれが誰だか知ることはないと語っています。
長いインタビューなので、元記事にリンクと、簡単に訳したものを載せました。
長いインタビューなので、元記事にリンクと、簡単に訳したものを載せました。
Cornell given a new lease on life -Once troubled singer stopped drinking two years ago-
REVIEW JOURNAL.com 2005年4月14日: Text by Doug Elfman
身の周りの死から、かつて彼が歌詞に書いた友人の話へ。
Andrew Woodを亡くした時の気持ちを「さびしかった。特に大事なライバルを失ったと思った。あいつは朝は俺を起こしてくれたし、俺にギターを教えてくれた。あいつは少しだけだが、俺を恐れさせた…小さな喪失感は、俺をこんな思いに傾倒させた」と語る。
その後たくさんの人が去っていったが、彼は前のバンドSOUNDGARDENでは、皆がいなくなると感じてはいたけれど、省みることなく目隠しをした馬のごとく前進を続けていた、と言う。
1997年、Jeff Buckleyがミシシッピー川に飛び込み不審死を遂げる。
才能があり、Chrisにも影響を大きく与えたミュージシャンであるJeffが、ドラッグやアルコールのような理由なく亡くなったことが酷くショックで、そこから長く辛い日々に入ってしまった。
酒や薬物、それらに肯定的な人々から離れ病院にかかったが、そこでの処方薬でも精神の均衡を崩し、疑問を抱くに至ったという。そんな状態で2年もギターを弾かない日々が続いた。
だが、12歳から飲んでいる酒をやめて今は2年になる。「人間になるため、勉強しなおしたようなものだ」
しらふでソングライティングにとりかかることは、以前は恐ろしかったというが、意識の流れに逆らわないスタイルをAUDIOSLAVEでもう一度試みた。
「AUDIOSLAVEで最初にやった時、昼間だったと思うけど、緊張を解くためにビール2杯を飲んで、それで恐れることなくやれるようになった」 だが、彼は、しらふのほうがいいライターであれると思っている。
「飲んでいる時にうまく作曲できた試しがない。書いたものを翌日見てみると恥ずかしいことになってたりするし。そういう時は一人になって涙を流してるよ」
Chrisは、AUDIOSLAVEは、彼らの前のバンド、SOUNDGARDENやRAGE AGAINST THE MACHINEゆえに作られたバンドなのだと言う。互いにこれまでのキャリアに疲れたところから始まった。
SOUNDGARDENはすでに、バンドとしてあり続けるための存在となり、メンバー達自身によって再構築されたドラマチックなものになってしまった。
彼は今、6ヵ月になる子供と妻とLAに住んでいる。前の結婚で4歳になる子供も得た。 深い声で明瞭に、もしもシアトルでなくLAに住んでいたなら、ロックスターになることはなかったと言う。
「俺は、かなり社会性のない子供だった頃に音楽ってものを見つけた。自分の部屋で色々な音楽を聴くのを楽しみにしてた。雨が降って暗く、冬は9ヶ月も続く街で、他の楽しみは何もなかったんだ。もし俺がLAに住んでいたら、そこらじゅう駆け回って遊ぶ子供だったと思う。多分スケートボードなんかでね」
80年代から90年代初頭のシアトルは、面白くもない場所から、スポットライトを浴びるホットな場所に変わった
「誰か大きなレコード会社の人がチェックしてくれて、電話をかけてくれるようなことなんか、絶対に期待できなかった。それはありえなかった」
「しょっちゅう言ってることだが、NIRVANA、SOUNDGARDEN、ALICE IN CHAINS、PEARL JAM、それからMUDHONEYやMELVINSもなんだが、そんなバンドは、要するに生っぽいギターバンドっていう見方を世間の人々はするだろう。だが、色々なことが複合的に起きて、こうなるに至ったんだということだよ」
SOUNDGARDENは再三のメジャーレーベルからのオファーを断り、ポストパンクの代表的なレーベルSSTから1stアルバムをリリース。だが、ファンたちは彼らをみつけた。
SSTから出した1stの方が、メジャーのA&Mからの1stアルバムより売れたという。
「3つの違うバンドでそれぞれプラチナムセールスを達成して、NYとLAとパリで生活する40歳になるなんて、小学6年生の頃は思いつきもしなかった。俺達の曲がラジオで流れ、たくさんの人たちがそれを聞くようになるなんてね」
家族が彼を形作り、ロックスターとして亡くなった友人から深い音楽的な感銘を受けた。そして今、彼は生きることに集中している。
「子供がいたら、他のことに気をとらわれるなんてことはなくなるよ。それってミュージシャンをも成長させるすごいことなんだ」

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