5月4日、アトランタからマイアミを経由しハバナ入りしたAUDIOSLAVE。
現地でのインタビューでTomは、AUDIOSLAVEの名をキューバに伝えられることを喜び、長年そこでプレイをしてみたかったことや、音楽的交流であることを強調した。
「長年続いて来たロックンロールの輸入禁止措置も終わろうとしているんだ」
アメリカと通商のないキューバの様子を5月5日のMTV NEWSが伝える。
5月6日金曜は当地のアーティストX Alfonsoをサポートに迎え、ハバナのLa Tribunaで1000人の聴衆を前にしたフリーライヴ。米、キューバ両政府にも好印象を与えたとBBCが報じた。
ブッシュ政権下で両国の文化的交流も縮小された中、こうしたライヴが公的に行われたことに何か政治的な背景があるのかと尋ねられても、Chrisは「音楽だけだ」としか答えることはないだろう。「アメリカのどのロックバンドも演奏していない場所に行ってライヴをやれるということはエキサイティングなこと。そして、その最初のアメリカのバンドが演るのがラウドロックだということもエキサイティングだ。すべてはそういうことだ。すべては音楽だ」
5月7日のMTV NEWSはトップ記事でライヴの様子を報じている。
Tom Morelloはライヴ中、スペイン語でMCをした。
「この地で最初に演奏するロックバンドがAUDIOSLAVEであることを誇りに思う。暖かく迎えてくれてありがとう、我々はここに来れてよかった。…これが俺の知っているすべてのスペイン語だ」
共産国家でビッグライヴを行った最初のロックバンドになった彼らだが、もっともキューバで演奏したアメリカのロックバンドがかつていなかったわけではない。1979年にBilly Joel、 Kris Kristoffersonに、ジャズバンドWeather ReportなどがインドアでHABANA JAMというフェスを行っている。アメリカではなく英国ウェールズのバンドMANIC STREET PREACHERSは4年前、カストロ(キューバの最高実権者)の前で演奏をした。
とはいえ、今回のような大掛かりなイベントは初めての試みだという。
Chrisのいつものアコースティックセットのあとに、サポートアクトのX Alfonsoが首からかける太鼓を装着してステージに参加。Chrisが太鼓を叩き、X Alfonsoがスペイン語で歌うという簡単なジャムセッションもあったとか。
公演の前、早めに会場に来ていたお客の100人ほどは、サウンドチェックの時に会場にいれてもらえた。ChrisはBEATLESの""You've Got to Hide Your Love Away"を彼らの為に演奏したという。

コメントする