AUDIOSLAVEは自身のソウル・サイドを明らかに(Reveal)する。
6月に発売されるAUDIOSLAVEのアルバムのために、Cornellは今まで、「それらしいところ」までは近づいたものの、まだその本質に触れるまでには至っていないR&Bのボーカルスタイルへの冒険を望んでいる。
「俺はロックを愛してるが、一番好きなシンガーはいつもロック系ではないんだ。Stevie Wonder、Mavis Staples、The CAMBER BROTHERSとか…」
AUDIOSLAVEの今回の力作は、まさに"Revelations"(黙示録)と呼ぶに相応しく、彼は魂の音…ソウル・サウンドに従う決意をした。
彼が本気を出して境界線を押し上げた「グルーヴオリエンテッド」な曲、"Broken City"。
「WARの"The World Is a Ghetto"(70年代のポップなソウルのミリオンセラーアルバム)時代を思い出させる曲。俺の歌は異なる抑揚を持って、これまでのボーカルアプローチとも、バンドにとっても異なってる。俺達には、もっとソウル/R&B志向にはまっていく素養があるし、本格的なものになる。エキサイティングなことだ」
しかしThe CAMBER BROTHERSのことは考えるまい。Cornellの新しい姿は、家族からソングライティングへも大きな影響を受けるファミリーマンだ。彼は、Stuart Houseというウエストハリウッドの性的虐待を受けた子ども達を支援するグループのために演奏する用意があると語る。
「俺がオヤジになって、子どもを持ち、人生が落ち着いたものになったのは本当のことだな。AUDIOSLAVEのアルバム制作のためにスタジオにいる以外の間は、妻と子どもらと家にいたんで、家族を歌った歌というのもある。多分それはきっと何か他のことも語ってる歌なんだ。とはいえ家族がいるから出来た曲だし…俺の一番大事なことは家族なんだ」
Cornellの娘はたった1歳ながらも、AUDIOSLAVEの音楽にいっぱしの意見を持っている。
「うちの娘のToniは、"OUT OF EXILE"を毎日熱心に聴いて台所で踊ってたよ。もしCDを取り上げるとかしようものなら、彼女は泣いてやめてって言ったさ」
「俺達はたった今レコードの制作を終えたところだ。これをあげたら、彼女はどう思うことやら」
多分、それはレコードではないんじゃないかと思うけれど?
「みんなそうやって批評しようっていうんだ」