Tomは、The Age.com AUでバンド結成当時のことについて率直に語っている。
これは先月Tomがオーストラリアに"Revelations"のプロモーションで訪れた時の記事だ。いくぶん意地の悪い書き方をしているようなのだが、全体に勝手に抜粋してみた。
順風満帆に見えるスーパーグループAUDIOSLAVEも、その始まりは色々な問題に晒されて苦難は多かった。
対立し合うRATMとChrisのマネージメント他など運営上の問題のほか、Chrisの深刻なドラッグ問題などをTomは語る。
双方の運営陣を解雇したことが、Chrisの目を醒まさせ立ち直らせた。その結果がプラチナセールスを記録したデビューアルバム"AUDIOSLAVE"の完成である。
Zack De La Rochaを欠いたのち、彼らのフロントマンにChris Cornellを推薦したのはプロデューサーのRick Rubinだ。
Chrisは、この申し出に対し譲れない条件を提示した。それは、RATMのフロントマンになりはしないということと、政治的なテーマは扱わないということだ。
このことはChrisと3人の間に葛藤をもたらした。Tomは言う。
「俺にとって音楽をやることと、政治的な活動に身を投じることは重要な二つのトピックだった。
Rageは政治的であるがためにビッグバンドではないと言えたし、また政治的になっていったビッグバンドとも言える」
近年のTomの政治的活動は、食料販売店の店員のためのチャリティ演奏、大手ファーストフードチェーンTaco Bellのネイティヴアメリカン系の従業員のボイコット支援、マイアミでの製鉄労働者の自由取引に関する抗議活動(催涙ガスを投げられたりした)、そして2004年のNYでの共和党大会の抗議などなど。
これらはバンドによるものではなく、彼とSerj Tankianの結成した非営利社会活動組織AXIS OF JUSTICEによる活動だ。
この活動の延長で、彼はプロテストフォークのソロユニットThe Nightwatchmanの活動も行っている。
「自分自身の歌を歌うことは、俺を目覚めさせるし、アーティストとして飛躍をしたと感じさせることだ」
Tomは「スーパーグループ」と分類されることを好まないが、バンドにその名は最初からふさわしいものだ。
アルバムのプロデュースはRick Rubin。数々のヒットシングル。そしてNYのEd Sullivanシアターの上でのデビューライブ。その模様はDavid Letterman Showで放映された。
昨年にはキューバのハバナで7万人を超える観衆を集めるヘッドラインショーを行った最初のアメリカのバンドとなった。
Chrisが今ファッションモデルやレストラン経営者としても活動し、パリで妻子と住む一方、Tomたち3人はカリフォルニアから離れることはない。
彼とTomとのライフスタイルの隔たりは大きいのではとの指摘にTomはこう答えた。
「俺たちは彼を愛してるよ。それは彼の生死と共にあったと言っていい。Revelations(意外な事実)といえば1stアルバムのとき、彼は酒もタバコもやることなくレコーディングを終えたことなんだ。彼としては人生最初の経験のはずさ」
今回のアルバムは、ハリケーン・カトリーナに関する幾分ぎこちなげなナンバーを含む。それはChrisの初めての政治的な歌詞であり、Tomはそれを思いもかけない喜ばしい驚きだったと言う。
他の収録曲である"Sound of a Gun"ではバンドは、殆どRATM時代の強度を取り戻し、全体がFunkadelicにSly and the Family Stoneからのソウル音楽からの影響をも受けている。「これはAUDIOSLAVE史上もっともハードかつグルーヴ重視のアルバムだ。」
最近のライヴではまたRATMとSGの曲も演奏する。「すばらしいことだ、12枚ものプラチナアルバムからなるカタログから自由に曲をひいてこれるだなんて、あり得ないことだ。
俺たちが"Spoonman"をロックしたときChrisは「俺たちはかなりいい仕事してる」と言うし、しかも歌ってるのは、なんてこったChris Cornell本人なんだ!」
そのChrisがソロアルバムの制作を予定している。「どんなバンドでも、その価値に見合うだけの機能不全やいかれた行動をシェアしてるもんだと知るに至ったよ。
俺たちはそのキャリアにおいて気難しく風変わりで、新しいアルバムを出すときにはどんな状況であれタイミングであれ関係なくレコード会社は喜ぶんじゃないかねえ?」
今回はChrisのソロのために変則的なスケジュールなので、Tom的には微妙なんでしょうか。ChrisはAUDIOSLAVEに恩義を感じてるようなので、ソロショーをちょっとやったらすぐバンド復帰すると思いますが。

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