オフィシャルファンサイトAudiophiliesで、ファンの質問に興味深い答えがありました。
ファンというものはブートレッグが大好きです。
あなたはファンが自分で録音したライブを皆で共有しても良いと思われますか?ファイル共有についてあなたの姿勢を教えてください。
Tomの答え:これは我々がいつか語りたいと心底思っていた件だ。
これまでにファンによるライブレコーディングファイルの共有に関しては問題に遭ったことは無いんだが、我々としては真剣にすべてのショーを録音し、プレイのレパートリーを増やすことについて真剣に語ったことがあるんだ。
そしてそのショーをPearl Jamがやるように扱えはしないかと考えてた。(註:PJはすべてのショーを録音し、ショーの24時間の間にダウンロードを可能にするというライブ音源販売を行っている。また、数週間すればCDの販売もしている)
俺が着目してるのは、すべてのショーがその直後から入手可能になるということで、これはみんなが音楽を手に入れる…しかも即座に手に入れられる新しい方法だってこと。
この事実に抵抗するよりは、ファンに音楽を提供する方がずっといいことだね。
★Tomはライヴ中のファンによる写真撮影にも「デジタルカメラ世代の大いなる民主的傾向のひとつ」として寛大な答えを寄せている。
ただし、曲が緊張度をもっとも増す時に、一斉に携帯がパシャパシャいいだすのだけは嫌いだそうです。
■Chrisのソロ関係についての質問
次回Audioslaveがツアーに出る時ソロ曲は演奏する?
答え:多分場合による。自分がやりたいと思うものをいつでも演奏できると思えれば、もちろんソロアルバムからでも。可能だと思う。ヨーロッパでソロショーケースをやったけどアメリカやカナダではやらないの?
答え:近い将来ということでは考えてない。でも「俺とギターだけ」でツアーができるという考えに対しては、確かにオープンになれた。
BBC Radio 1では4曲出てるけど結局11曲くらいはやっている。そこでは何のセットもなくて、マイクが1本置かれてるだけ。そこで5時間待つことになった。そうしたわけで1時間くらい仮眠してから沢山レコーディングした。
その後ストックホルムでプロモライブをしたんだけど、その時も同じような感じで4-5曲のつもりでやって結局…13曲かそこらやって凄く楽しかった。
将来そうやってツアーできないことはないな程度には考えているよ。ソロライブは将来CDかiTunesなどで買えるようにはならないの?
答え:わからない。というか、BBCとの権利問題があるんで、そんな簡単ではないんだ。
彼らの仕事はそういう権利問題を扱うことなんで、地球上のなんでも録音して(録音の権利を主張して)いい仕事こなしてるんだよ。確かに彼らのエンジニアはすばらしく、レコーディングも常にすばらしく、それで結局彼らに「恐れ入りますがその音源を使用してもよろしいでしょうか?」とお尋ねすることになる。
そんなわけで(発売は)出来ないことでもない。
白状しとくと俺は、そのとき、音源を商品として発売できるかどうか、つまり権利関係の話をちゃんと聞いておかなかったということもあるんだけど…。
でもどちらにせよゆくゆくはちゃんと皆が聴けるようにはしたいと思ってる。ほんとに。声にいい飲み物とかギグの前に飲んでますか?
答え:俺の声というのは、どこまで融通が効くのか想像もつかないんで、いつも殆ど伝説的ですらあるように思ってるんだよね。ほんの少しね。
君が病気かなんかのとき飲んだものが、頭と喉を潤してくれて効いたというんなら飲んでもいい。そうでないなら別にいらないかな。
☆管理人は、PJやMetallicaのライブをオフィシャルダウンロードして聴いたりしていまして、オフィシャルブートレッグをAUDIOSLAVEがやったら嬉しいなあ、というか困ることになるなあ(財布が)、と常々思ってたんですが、彼らもしっかり考えてたんですね…
一朝一夕に体制が整うことはないかもしれないですが、いつかそういうことも始めて欲しいです。
☆ライブ音源に関しては、ダウンロード販売のみでレコード会社や小売りのような中間的機関が全く入らない、ファンと直結したインディペンデントな販路での運営をMetallicaがすでに成功させています。
PJも、CDの販売はレコード会社が配給していると思うけれど、音源のみであれば同様です。
先日ChrisがBlender誌で話していたような「アルバムをダウンロードのみで売ることもできるから、必ずしもレコード会社との契約はいらないかも」という話にも直結してこないこともないように思います。
上のBBCの話でも語るように、古い権利問題と、本格的インディペンデント活動が技術的に可能になった今の時代の話を、ここ最近は多く語っているので、いつかなにか面白いことをやってくれるのではないかな、とちょっとだけ期待しています。
個人的には、彼らのような大きなロックバンドしか出来ない最大の革命的な仕事というのは、こういうことなのではないかと思うのです。

コメントする