
- Scream
- Chris Cornell
- Interscope 2009-03-10
ついに、ついに「Scream」をちゃんと聞き込んでいます。いまさら。こないだ数ヶ月以上ぶりのタワレコで定価で買ったんだ~。
ここまでくるのに気持ちの準備に半年かかったよ!まじですよ!
リーク曲などを聴いただけでいろいろ文句を言いまくり、アルバムが出りゃ焼いてもらった上に精神衛生上わるいとか言って聴いてない、人として問題あるファンでしたが、単体でいったら結構聴けるアルバムでした。「Carry On」の何曲かはいまだにスキップしてるのに比べて、よほど私は心に波風たてずに聴けました。
しかし今回はまさしく怪盤ですね。
意外に、黒っぽい曲は一部にとどまってて、歌もエモでエロでとてもよいし、ノンストップミックスになっててすんっごい聴きやすいです。史上最大の聴きやすさ。
むしろこの聴きやすさのせいで印象が流れてしまい、アルバム全体にひっかかるところが少ないのかも。
最近の私は、仕事中にヘッドフォンで聴くのが一番入れ込んで鑑賞しやすいという寂しい人生を送っていまして、そうやって3回くらいリピートして聴いたけれど、聴き終わった後に曲を全く思い出せないという体たらくでした。
いいフレーズはたくさんあるけど、それらは断片化してる印象も。こういうアルバムにはよくあることかもしれないけど。
だから、また聴き始めると楽しめるんですが。バブルガムアルバムということですかね。
後半は、割にドリームポップというのか、FOODとかDelgadosとかみたいなUKのエレクトロなバンドやら、あるいはTrail Of DeadのようなUSインディのバンドを思わす音もあって、そこはすきだったりします。次とかデイヴ・フリッドマンとかに頼めば。このさい。断られるかな。
Soundgardenから今作までの部分的な共通点というと、そういうドリームポップ的な浮遊感のある曲だし、ほんとはそこらへんが個性だよね。
前から思ってましたが、やはりバンドであれ、ソロであれ、パートナーと一緒にやる相手が大事そうなんで、人選に意味があるのかと思います。今回はやっぱTimbalandの手法だね...。
Chrisは、よくいえば柔軟性があり、相手の出方によってノリででも何でもできるんでしょうね。
そして悪く言えば、前にもどっかで書いたけど、こうまでボーカルやフレーズが断片にされて単なる素材になっちゃうのはイヤダというのと、それをCCが主体的にやったとは思えませんねというのが結論ですかね...
2行で済んじゃう結論だけど、見込み違い、要するにハズしたんだろうね...作品としてはアリでしょうがCCとしてはないと。
そろそろ、売れてないらしいのを天の声と思し召して正道にもどってほしい。ダンスぽけりゃ売れると思うのは現場の感性じゃないね!
ちゃんと市場調査したらいいと思うよ!まっとうにローなロックやるのが一番だと出ないはずないよ!「Long gone」ロックバージョンが市場調査だったのかもしれないけど。でもタイミングが...
さあ、で、ロック系再録だけど、真偽もあやしい話とはいえ、どんな経緯でそんなことになったんだとか。このご時勢その予算がおりるとは、さすがCC御大というべきか。もしや持ち出し?いやーかわいそうすぎる!ある意味男らしい!
と、ひさびさに妄想の翼が拡がりました。
現行が力作だったけど売れていないので、大人の事情というか起死回生の一手とかだったら、妄想してる場合じゃなくツライですけどもね...ごめん悲観主義で。
主体的にやりなおすならいい結果になるかも。私は「Never Far Away」以降の流れとかは聴いてみたい。
とはいえ、出来がいい結果になったところで、ここまでブレまくりでみんなついて来るのか?とか、SG再結成よりこっちのほうが続報求むって気持ちになってきています。
やるならバンドもついでに入れ替えて再録すればいいよ。シングルのロックミックスにジョシュ・フリース連れてきただけでやたら締まってたし。どうせ持ち出しならお高めでもジョシュやElevenにきてもらえ。(ナターシャ...)
と、思うにつけ演奏というものは難しいのだなと門外漢も思いました。
まあ、あの、サンプリング(笑)だのループ(笑)だのとさんざんいっといて何ですが、結構悪くないです。
このジャンル上ではどのような評価になるアルバムなのか分かりませんが、いいところを言うなら、歌の巧さと個々のアイデア、音質などの凝り方などなど聴き込みどころはかなりあります。後半のオルタナインディ風の曲も、流れないように聴いてみれば、いまどきぽくて、モダーン・Chris Cornell(まあ、そのモダンさが怪なんだけどさ...)です。

Comments [4]
takさん
Kaollyさん、お久しぶりです、takです。 chris、リリースされる前に単発で聴いた時は、 気持ち良さそうに歌えているけど、やっぱりこれは”なし”だろう・・・と思いましたが アルバムで聴いてみると、え、なかなかいいんじゃない(嬉)!? といういことで、かなりヘビーに聴いておりました。 歌が苦しそうじゃなくて伸びてる気が・・・。 それに最近のliveで昔の曲をやってますが、こなれてきたのか声が出ている・・・。 私もElevenに来てもらうのは大賛成です!ほんと、liveが見たいです♪またお邪魔します!
takさん
おひさしぶりです〜!自分的にChrisの存在が帰って来たような感じなので更新してます(笑)
Screamについては全く同感です。あまりのポップさ&歌のキレっぷりにヘビロ…
バンドは前作のときから、どーも精彩に欠けるなあと思ってたのですが、
最近はこなれてきてるんですね。
あれだけツアーしてるのだしそらそーか…youtube見てみますね〜。
Elevenは、残念なことにナターシャ・スナイダーが昨年癌で亡くなられており、
バンドじたいは存在してるようなのだけども…
ここは一つChrisのロック魂をたたきなおすため(笑)にも戻って欲しいなぁ。
またどうぞ来てくださいね!
takさん
えぇ~、ナターシャさんにそんな御不幸があったとは・・・。 全く知りませんでした。ショックです。 あの独特の雰囲気にchrisの声はばっちりあっていて、 今でもアルバムはもちろん、未発表音源の曲は大好きでヘビーローテです。 もうあのコラボはないのですね、淋しいです。 ご冥福をお祈りします・・・。
takさん
そうなんですよ。ナターシャの声はほんとにドラマチックで素晴らしいボーカリストでしたよね。Chris
バックコーラスだけでなくデュエットしてほしかったくらいです。
残念な才能をなくしました…私も再びRIP…