映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」と、「パイレーツ・ロック」とこの秋の2大ロック映画(マイケルのもありましたけど、あれはファン向けのような感じ)を観たので、それの感想を書こうと思いましたが...古いテキストから表題の本の不吉な感想文が発掘されたので、それについて書こうと思います。
原著は、ノルウェーのインサイダーさんと、アメリカのジャーナリストさんの共著で、1996年に発行されたもの。今年のお正月に日本語版がなんと476ページの大ボリュームで発行されました。
私も読み終わったのは2月末頃なので、古いレビューになりますが、こちらに記しておきます。↓
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昭和52年だかだからようやっと80年代になったころ、この表題作の「観音力疾走」が芥川賞候補になったそうで、今当時の選評を見ていると井上靖などがいい評価を与えているのだけれど今ひとつ票が入らなかったと言う。
お話は炭坑に住む3人の子持ちの女「わたし」が、同じ炭坑にいるひねくれ者で乱暴な男「あの人」と一緒になるという話。
前の夫は町で女を作って逃げた飲んだくれで、一番上の子どもは知恵おくれの13歳。炭坑にもこのまま置いてもらえるかわからず、貧しくてみじめで、まったく笑えない状況の中、「あの人」とのなれそめも、昼間、肩身が狭くておかみさん仲間と一緒に山に山菜とりに出かけられなかった「わたし」が、夜になって籠を持って山に入ったときに、炭坑でもまむしと呼ばれて恐れられる「あの人」と出くわしてそのまま押し倒されてしまうというみじめなものだった。
だがお話のトーンはまったくみじめなどではなくて、それはもう悔しかったりなんでわたしばっかりてんてこまいして走らなくちゃいけないのかしらなんて人生の不条理に涙したりする「わたし」だけれども、結構しぶとく生きている。
「わたし」は自己憐憫におちいってしまうほど自意識が強くない(イコール「わたしなんかはばかだから」)し、そのぶんどこかしっかりした所に根を持つ強さ,というよりやはりしぶとさがあるのだ。
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"No such thing"と"Arms around your love"で完璧に凹みました。
長いことファンでしたが、いよいよ潮時か、でも認めたくない、でもChris Cornellの作品だから趣味じゃないけどまあいい作品に違いないと無根拠に思い込めるレベルの変化ですらもないかもしれない。ああ。
こんなことばかり云ってて感じ悪いと思う人もいるかもしれないですがもう瀬戸際なんです!しんどいんです!あまりに長いこと一番好きだったので!
そんなときに、唐突ですが、NHK-BSで放映していた「あしたのジョー」の特番を観ました。
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