以前のエントリーで、「西遊妖猿伝」が再開するならどこの雑誌で?なんてつれづれと考えていたんだね、私。すっかり失念していた。(それどころか前エントリで同じようなことばかり書いている。若年性アルツ...)
モーニングはまえちゃんと読んでた雑誌だけれど、まさかここで再開するとは思ってもみなかったようで「ダ・ヴィンチ」でやれとかちくま書房が漫画雑誌を出せとか無茶書いてる。

で、ともかく読んだよ。よんだ。
会社で漫画雑誌開くのってちょっと勇気いるけど、待ちきれなくてデスクで読んだよ。昼休みに。
カラーが本当に素敵。柔らかくて空気感があって。褪せた空の色とか。

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お話はすごいよ。なんか先週の続きくらいの何気なさで始まりました。
羅刹女さんとか出してればかなりつかんだろうに...なんてマイペース。人間こうありたいものです。
あと「河西回廊編」の、なんというのか、色々な人がゴチャッと出て来てくるドリフ的ノリもそのままだ。(「栞と紙魚子」がわりにそういうノリだ)
今後は唐の役人などは段々出てこなくなって、三蔵を喰おうとする妖怪が目白押しで出て来るのが「西遊記」だけど、どうなるのかしらね。

漫画雑誌全体をみると、まったくモーニングじゃないみたい。表紙島耕作なのに。
コマ運びといい絵といい諸星漫画は感触が違うからかそれだけでも存在感ある。
なんにせよ雑誌も改変期か、変わる様子を観るのは面白いです。
他も結構おもしろいのな。「ひまわり」(これすごい、岡田あーみんみたい、なつかしい)とか「へうげもの」とか。

週刊モーニングにて10/23発売の次号より再会だそうです。(雑誌告知は先々週だから大変に遅い...)

予告サイト(2ページ目)

諸星まんがは今年になってからハマったので、これの続きが読めないなんて、と絶望してから数ヶ月で続きがよめるのは嬉しい!連載中断は10年に及んでたそうで。この2週間ほどは、所有の諸星作品をあれこれと読み返していました。

暑中見舞2008

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お暑いですね〜。不義理な人生ですが、今年からは心を入れ替えて時候の挨拶をします...
これは夢二の黒船屋の女のパクリ。

諸星大二郎/孔子暗黒伝

「孔子暗黒伝」の文庫版には、参考文献一覧が出ているのですが、そこの2番目に表示されているのが白川静(wikipedia)の「孔子伝」。
漢字の成り立ちで古代中国を、ひいては日本の基層文化を解き明かす研究をされていた学者さんで、じゃあ読んでみるかと思ったのですが、家になんかありそうだなーと思って探してみれば、家人の買った別冊太陽の白川特集がありました。

今はネットというものがあるせいか、何か本にハマっても、版によって修正があるということを一発で調べられてしまいます。
そこで、どんな意図でどのような変化が起きたのか、この目で調べなくては気が済まなくなってしまいました。

「西遊妖猿伝」で主に違うのは以下。

諸星大二郎/西遊妖猿伝

比較的最近に連載終了し、愛蔵版ででっかい上下巻が出てる「海神記」を興奮しまくりで読んでいて、未完という二文字に膝をついてしまいました。ヒドすぎるよ!
「西遊妖猿伝」も16巻で完結していないと知ったので、終わってない話をこんなでかい高い本で買いたくない、もう本棚にスキマがない、と恨みがましく思ってたのですが、うっかり第一巻を買ってしまいました。買ってしまったら最後、超スピードで全巻揃えることになるのはわかってたけど...

結局最後まで読んで、おわってねーよ!と泣きながら再開を望む毎日になってしまいました。
最近のまんが雑誌は、「蒼天航路」めあてで読んでいたモーニングくらいしかよう知らんのですが、どの雑誌ならふさわしいのか...。
いっそ「テレプシコーラ」(山岸凉子さんは大二郎さんの大ファンだそうです)と一緒に「ダ・ヴィンチ」で連載したらどうだろう。あと呉智英と大槻ケンヂも多分大二郎さんが好きだと思うわ。おかしいなあ。こんな企画とかもやってるようなんだけど他のコンテンツと全く合わない。
やっぱりあの娯楽大活劇はちゃんとした漫画雑誌が相応しいのかもしれない。創★★★は希少文化に投資してほしい。でなきゃちくま書房がまんが雑誌を出版してほしい。
ああもうなんでもいい連載再開してほしい。

話を「西遊妖猿伝」に戻して。

あしたのジョー

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もう言うだけ野暮。ここまで実在感のある漫画の登場人物を他に知らない。
ちばてつやのジョーの絵への魂のこめ具合はすさまじく、どうしても似せて描けない。
ので、自分の絵柄でこんな気持ちだったんじゃないかな的演出を加えて描いてみたりしました。
はまるのが遅すぎて人生変わったとはいえないけれど、読書傾向は変わりました。